イスラエル
KIBBUTZ !
KIBBUTZ ! KIBBUTZ !

極東亜細亜探検隊コードネームtomo

KIBBUTZ ! KIBBUTZ ! KIBBUTZ !

boader israel egypt
in a old city jerusalem
view at Sinai
イスラエルの気候

中東って言うと、暑くて砂漠ばかりだと思っているあなた。それは大きな間違い。エジプト領のシナイ半島からイスラエル南部のネゲブ地方は確かに岩だらけの不毛の地ですが、ヨルダンと国境を接する死海、緑あふれる丘陵地帯など、変化に富んでいます。日照はかなり厳しく、サングラス&水筒は必携。
髪の毛用の日焼け止めなんてものがあったくらい。
tomoがいた地中海沿いの丘陵地帯では冬には雪も降るし、6月以降には嵐やカニシームという熱風も吹く。すると気温は40度以上に上がり、ドアの金属製の取ってには触れないほどになる。驚いたのは、部屋の中が虫さんたちの避難所になっていたこと。きゃ〜〜〜!!

病気

イスラエルの風土病といえば熱射病。日差しが強く乾燥しているので意識的に水を飲まないと熱射病にかかってしまう。私も一度かかりましたよ〜。
食堂での仕事中、世界が回り出し・・・ 立っていられずベッドでひたすら水を飲んでいました。マイン(水)・マイン!!

やっぱイスラエルは恐いトコ・街で見かけた危険物
(コワーイ所でもないんだぞ。後で楽しいとこ特集やるからよろしうに)

戦車
近くの街のバスターミナルの前に、「戦車」が捨ててある。駐車してあるのではなくて、捨ててある。始めは遠くから眺めて噂していただけ。
だけど、これは遊ばなければ!ある日思い立ち、ボランティア仲間3人で出かけていきました。
近くで見ると部品が無くなっていたりゴミが捨てられていたり。よじ登り、戦車の頂上(砲身がついていて回転するところ)から中に飛び降りた。
ガッツーン☆☆ 中に出っ張りがあるのに気づかず思いっきりおでこにたんこぶが・・・戦車に頭をぶつけて「こぶ」を作った話でした。「戦車にぶつかっちゃったの」と「壊れた」という単語を省略すると、大抵の人は驚いてくれます。

地雷
波打ち際に地雷が落ちていたのを見た・・・


食堂で働いている者のリーダー役の女の子は兵役についていた時、コマンドを努めたそうな。彼女に聞いた兵役でのヒトコマ。高校を出たばかりの女の子達が実弾を込めた銃で射撃訓練中。銃を構えて的を狙っている子に呼びかけると、実弾を込めた銃を構えたまま「なあに」と振り向いてしまう。皆一斉に地面に伏せるそうです・・・

ガスマスク
敵国に囲まれているイスラエル。キブツには勿論シェルターがあり、国民にはガスマスクが配られる。ある夜、ガスマスクをした人物が野菜畑に・・・
しかも私に手を振るじゃない!! 農薬を散布するのに便利なんだって。
ちなみにボランティアビザとっていたのに私は貰えんかった。

事件簿

−Peace Accord −
1993年9月 アメリカのクリントン大統領の仲介でイスラエルのラビン首相とPLOのアラファト議長がワシントンでパレスチナ暫定自治の原則宣言に調印した。この時、文書に左から右にサインしているのに気がついた?
そう、ヘブライ語もアラビア語も左から右へ書いていくのです。
その当時イスラエルにいたtomoはもちろんエルサレムへ。
ユダヤ人のコミュニティであるキブツでは不満が噴出して居心地悪かったのだ。エルサレムでパレスチナの小旗をもらって持ち歩く。アラブのおばさんたちが微笑みかけてくる。旧市街のアラブ人地区近くを歩くと皆本当にうれしそう。すると、遠くで機関銃の乱射音が・・・(花火か爆竹だと思った平和ボケな私)誰かが喜びのあまり、空に向けて乱射したらしい。。
この時ばかりは普段フレンドリーな警備の兵士たちには近づかなかった。
いつでも撃てるぞ態勢で構えていて、緊張感ありありでした。

役所のストライキ
滞在中、国家公務員のストライキがあった。(よくある話)
出入国管理局まで一週間ほど閉まってしまった。
何が困ったか。観光・移民国家のイスラエルはビザ延長などで旅行者がパスポートを預けている場合がある。パスポートを取り返せず、したがって出国出来なかった人たちがスト終了時に抱き合って喜ぶ姿が新聞やTVで報道されたのでした。

boader israel egypt
in a old city jerusalem
view at Sinai
食事

アイちゃんウエオ君の雑談。

アイちゃん: イスラエルってどんな食事が出てくるの?
ウエオ君コシェルっていうユダヤ食。
アイちゃん: それじゃあ、分からないよー。
ウエオ君: 移民国家だから、いろんな国の出身者が集まっているから何でもあったなあ。ただ、ユダヤの規定で食べられないのが、骨の無いもの。つまりタコとかイカ。豚など。あと不思議だったのは肉類と乳製品を同時に食べてはいけないんだって。時間差攻撃はOKなのか??
この辺は旧約聖書に書いてあって、神様との契約なんだよ。
アイちゃん: ふーん。食べちゃいけないと言われると食べたくなっちゃうけどねー。
ウエオ君: 食べないって言ってたよ。マックがイスラエルに進出する時だって、議論がニュースになっていたもんな。バーガーとマックシェイクは同時に食べちゃいけないわけ。
アイちゃん: へえ〜。じゃあクリームシチューなんて夢なんだね。
ウエオ君: そう。それと時間がずれているんだよな。日没に一日が始まるんだよ。だから夕食と朝食は冷たいもの。昼に暖かい調理したものが出てくる。
アイちゃん: なんで一日の始まりが日没なの?
ウエオ君: つっこまないでよ。知らないよ、そう聞いたんだもん。好きだったのは朝出てくるお粥。米のお粥じゃなくて、なんかねちょ〜とした白いもの。ブラウンシュガーと好みでフスマを入れて食べる。エルサレムのユースでも出てきたから、一般的らしい。原材料聞いてみたけど、穀物だということしか分からんかった。
アイちゃん: イスラエルならではですね。他には?
ウエオ君: 国民食と言われているのがファラフェル。ヒヨコ豆のコロッケとタヒーナというゴマのペーストをピタという種無しパンに挟んで渡してくれるんだ。好みで野菜サラダを加えて食べる。野菜サラダは店の前にパットに入れて並べてあって、食べ放題。だから、食べながら野菜を継ぎ足していくのが通の食べ方。沢山食べれるでしょ。
アイちゃん: ヒヨコ豆って何?
ウエオ君: 俺も向こうで始めて食べた。豆だよ、豆。豆のコロッケ。日本じゃあ豆でコロッケなんか作らないけどあれは美味しかった。ファラフェルもアラブ人の店とユダヤ人の店で差があるんだよね。ユダヤの店だと少し高いのだけど、美味しい。
アイちゃん: アラブ人もユダヤ人も同じ物食べているんだ。
ウエオ君: そりゃそうだよ。同じ所に住んでいるし、宗教的には同じ起源を持っているもんな。中東地域で食事は似通っていると思うよ。昔は国境なんて無かったんだから。
アイちゃん: 麺ロードみたいなもんね。
ウエオ君: ・・・まあ、そんなもんかな。アラビアン・ナイトに出てくるものを想像してもらえばいいかな。ブドウの葉でピラフを包んだものや、デーツ、羊のカバブ、オリーブの漬物、ミントティー。ミントはキブツの中にたくさん生えていて、それを取ってきてお湯を注いで飲むんだ。パンとオリーブとミントティーなんて、典型的なアラブ食だと思うよ。
アイちゃん: 私はお米のご飯と魚の塩焼きが無いと辛いなあ。
ウエオ君: 大丈夫。アジア系のユダヤ人もいるから、米の飯は付け合わせで、よく出てきた。喜んで山盛りにして取り分けていたら、アジア系の人たちはお米が好きね、なんて言われたりして。魚を丸ごと塩焼きやフライにしたものも割とポピュラーだったよ。海に面しているし、キブツに養殖場があったしね。ガリラヤ湖では魚料理が名物。イエス・キリストが魚を殖やした有名な話知らない?
アイちゃん: 私クリスチャンじゃないもん。
ウエオ君: とにかく、聖書に魚を食べる話が出てくるんだよ。でも醤油は無くてさあ、テルアビブの中国人商店でアメリカ製キッコーマンを見つけた時はすかさず買ったね。しばらく得意げに持ち歩いて、食堂のテーブルにドンって置いていたね。
アイちゃん: イスラエル料理って日本で食べられるかな?
ウエオ君: 東京では江古田に「シャマイム」ってイスラエル料理のレストランがある。ここは安くてボリュームたっぷり。MACABEEブランドのビールも置いてあるしね。あとファラフェルは赤坂にあった。
アイちゃん: よーし、今度行こうよ!!

-- 終 -- END -- FIN -- ZE O --


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