インド舞踊 in インド大使館

大使館に密入国でやんす

 インド舞踊の発表会が九段下のインド大使館おこなわれるとのことで行ってきました。当日は花見の季節まっしぐらでということでお堀周辺の千鳥ヶ淵でも桜満開。インド舞踊は4時から始まるとのことで、その少し前に大使館に着くとなぜか門が閉められている。「入れないんですか?」と門の中のインド人に訪ねてみるが「だめだ」と一言。オレ達の他にも数人入場できずに立ち往生してしまっていた。どうしたものか…と途方にくれていると、日本人スタッフが閉め出しを強行しているインド人に猛烈に抗議してくれた。しかしそのインド人は「だめだ」の一点張り。現地インドではこういった役人の理不尽な物言いも当然のようにおこなわれるけど、まさか日本国内でもこんな調子とはね…トホホ。しかし日本人スタッフは「裏口から入っちゃって下さい」とこっそり告げてくれた。そんなわけで、裏口の門に周りこっそりと進入することに成功した。大使館は治外法権、つまり外国の領土にかけ込み…いや、密入国でやんす(笑)。

古典舞踊からインドポップスまで

 インド舞踊と一言にいっても古典舞踊からインド映画にみられるミュージカルのインドポップスなどなど、その形態はさまざま。今回の踊りを披露してくれる団体はNC=Contemporaly Natyam Companyという古典舞踊とインド映画のダンスを総合的に行っておりプロ養成までおこなっているかなりの本格派。最初はてっきりインド人がメインの舞踊集団かと思っていたのだけれどメンバーはむしろ日本人女性が大半で、華やかなサリーに身を包み厳かで繊細な身のこなしのダンスが繰り広げられたのだった。第一部では古典舞踊が行われ、シンプルながらも奥深く、しっかりと伝統を継承されたダンスが披露された。

 第二部は、インドポップス&バングラ部門。こちらはインド映画にみられるノリノリのインドポップスが披露される。恋の話など日常の風景をストーリー仕立てにした歌が多く、ダンスも華麗なものからリズミカルなものまで多彩だ。「白い体から滑り落ちた」では、あなたからショールが滑り落ちドキドキを押さえられないという気持を熱くダンスで表現。「太鼓を打ち鳴らせ」では娘に恋した青年に、娘の父親はグジャラート州のダンスは踊れるのかと青年に挑む。観ている方もワクワクほかほか、なんだか幸せな気分。

 続いて本日のスペシャルゲスト、ダンスマスターのニラ・バラ登場。日本でもテレビや映画ですっかりおなじみとなった彼らは、地元インドでも300本以上の映画に出演されている。現在も日本国内での各種イベント出演やダンス講師として活躍され、CMの振り付けなども手がけている。二人の息のあったダンスは柔軟な身のこなしでダンスを華麗に披露、最後はブリッジしたバラさんの上にニラさんが鶴の舞?の決めのポーズ!!会場を沸かせていました。


 最後は全員総出のバングラだ!!バングラとはインドのパンジャブ地方のバングラというスタイルの音楽で、在UKインド人DJの作ったバングラビートは世界各地のダンスフリークたちの間にあっという間に広がりを見せたダンスミュージック。激しいバングラを全員で踊りまくるわけだから観客も巻き込んでの大ダンス大会。観客のインド人も血が騒いだのか、瞬時にトランス状態となり前後の見境なく踊り狂っていました(笑)。是非、次回は第三部すべてバングラをおこなってほすぃいです。

※「当サイトはあくまで非公式です」詳しい情報は公式サイトをご覧下さい。

「Contemporaly Natyam Company〜インド舞踊〜」
http://member.nifty.ne.jp/DANCER/


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