カルカッタ
スゴイトコロ
街中スラムだカルカッタ
恐るべしカーリーテンプル
サダルストリートにて…
ブッタガヤ
仏教の故郷
スジャ〜タ、スジャ〜タ〜
ブッタガヤぶらぶら散策
ローカルバスは辛いよ。
バラナシ
日本人宿、久美子ハウス
死と隣り合わせの街
火葬場バトル
アラハバード
俺達は列車に飛び乗った
聖地サンガム
デリー
またチケットが買えねえのか?
楽しい悪夢
幸か不幸か
簡単ヒンディ語
 
インド旅行記

スゴイトコロ?

 インドは凄い国だと言う。バックパッカー誰に聞いてもインドは凄いと言う。なんでもインドに行くとあまりの衝撃のデカさに人の生き方から人生観すら変えてしまうらしい。本当にそんな凄い所なのかよ?!と、おもわずつっこみを入れたくなるが、噂に聞いたアジアで最もタフでハードで過酷な国、そんなに強烈な所に行っちゃって大丈夫なのか?ひょっとして、あまりのショックのデカさに廃人になっちゃうかも…。インド未体験ではいまひとつ想像がつかない。やはりここは実際に行くしかないだろ!ノリさんとベンちゃんはカルカッタからデリーまでのルートで縦断計画を立てた…。

そんなこんなで、好奇心旺盛なノリさんとベンちゃんは、ついにカルカッタの空港に来てしまった。辺りはすっかり夜。まあ、どうでもいいことだけど、これが国際空港なのか?ずいぶんショボイ空港だぞ。さっそく入国をすませ、マネーチェンジャーで2万円ほど換えてみる、すると恐ろしいほどの札束になって返って来た。「ドサッ」おぉぉ〜何なんだこの札束は!!いきなり大金持ちじゃないか!!俺達が驚愕していると。ちょうどそこに日本人旅行者が二人いた。せっかくなのでみんなでタクシーをシュアして行こうとなりタクシーチケットを購入した。

空港の外に出てみると、暗闇の中にカッと眼を見開いたインド人達が沢山群がるっていた。
なにやらヤバそうな雰囲気たっぷり。その人垣を横目にタクシーに急ぐ。目の前に現れたタクシーは超クラッシックな車だった。「えっ、おいおい、こっこれがタクシーかよ!!」それは、インド製の車アンバサダー、50年間モデルチェンジをせずに現在も製造されてる奴だ。俺達はタクシーに乗り込む。
すると1人の乞食が片足を引きずりながら杖をガッコンガッコン突いて近づいて来た。彼はタクシーの窓からガリガリに痩せた手をつっこみ、オレたちに「金をくれ」とうったえている。
「ギョエェェェ〜〜!」目の前のショッキングな光景に、しょんべんを3滴ほどチビって、タクシーは走り出した。
タクシーの窓から見た街並みは、薄暗いオレンジ色の外灯が光り、その下にはたくさんの人々がうごめいている。人力車を引く人達、路上には野良牛もいる。そこには100年くらい前にでもタイムスリップしたかのような光景が広がっていた。「これは、現実なのか…?」

タクシーが着いた場所は、安宿が密集している町サダルストリート。今夜の宿はちょうどツインルームが空いていたマリアホテルに泊まる事に決めた。宿のオヤジが部屋まで案内してくれる、うす汚い階段を上がり屋上にある廃虚の様な部屋に着いた。物凄いボロボロの部屋だ。壁にはトカゲが這っていて、窓やドアもガタガタだし、まるでこの世の終わりのようなホテルの部屋だ。こんな世界があったなんて、いや、ある事はわかっていたけれど、実際目の前にすると凄い、ヤバい、ヤバすぎる。俺達、とんでもない所に来てしまったのかもしれない…。

街中スラムだカルカッタ!!

 翌日街に繰り出してみる。それにしても凄いところだインドは…。街全体が埃っぽく建物もボロボロだ、まるで原爆でも落ちたかのような街並みだ…。サダルストリートの路上では騒がしく人が行き交い大声で叫んでいる人や、ゴミを拾っている家族の乞食もいる。しばらくすると何人かのストリートチルドレンが集まって来た。「やあ、ちびっ子達!金ならやらんぞ!!」フレンドリーでなおかつ厳しいノリさんだった。ちびっこ達にしつこく付きまとわられながら歩いていると、物売り達も続々やって来た。「えぇぇい、自由に歩かせてくれ〜」たまらずその場を逃げるように離れた。しばく行くと廃墟のようなカレー屋を発見。腹も減ってきたのでカレー屋に入ってみる。カレーとチャパティー、そしてチャイを注文。もちろんインド式に手掴みで食べてみる。店の見た目からしていったいどんな物が出てくるかと思ったが、食べてみるとこれが結構うまい、量も多いしおまけにアホみたいに安いし!本当にインド人もビックリだぜ、ま、インドだし…。

 カレーを食べ終えると、ハウラー駅まで行ってみる。せっかくなので人力車で移動することにした。日本でも明治時代に人力車が大流行したらしいが、インドではいまだに走っているなんて、なにやらタイムスリップでもしたかの様な錯覚さえしてくる。俺達はリキシャーマンと交渉し、人力車はガタガタゆられながら走った。到着し金を払おうとすると交渉した額より多くよこせとリキシャーマンは言い出した。まったく最初の交渉は何だったんだよ。当然俺達も猛烈に抗議するが奴も必死だ。するとギャラリーが大量に集まって来てしまった。何だかんだと口論となるが、人も集まってしまうし、少々めんどうになり仕方なくちょぴり多めに払ってやった。糞ったれめ(怒)どうやら交渉時の対策も考えておかなくてはならないな…。

 続いて、川を横切るフェリーに乗ってみる。その廃船のような船が動き出した。もの凄い交通量のハウラー橋もみえる。ガートでは半裸の人達が沐浴だか体を洗ってんだかしているのが見える。
対岸に到着すると、そこがハウラー駅だ。駅にはたくさんの人々がしゃがんでたむろしていた。巨大な荷物を頭に載せて運ぶ人までいる。何処へ行っても騒がしく、ほとんど秩序のようなものをあまり感じない。凄い国だなここは…。

 駅の横のバスターミナルに行ってみると、そこではネズミ一匹入れないくらいに渋滞していた。面白そうなので今度はこのバスに乗ってみる事にした。当たり前のように車内もすごい混雑ぶり。バスの屋根にさえ人が乗っているし(爆)何だかやりたい放題だな。こんな何でもありの街の様子を見ていると驚くと同時に、その渾沌とした状態がなぜか快感に変わってくるノリさんとベンちゃんであった。
バスはハウラー橋を渡る。はたして、今どこらへんを走ってるんだろうかわからなくなってきた。ここらで降りておくことにするか…。ベンちゃんは車掌に金を払いバスを降りた。ついでノリさんも金を払うと車掌は「釣りだ」と言い、小銭を取り出すのに時間がかかっているうちに、バスが走り出してしまった!!!俺はあわててお釣りを受け取ると、走り出しているバスから急いで道路に飛び下りた。無事地面に着地。たっ助かった…。すると今度は後方から車がガンガンせまって来るではないか!!。「ギャ〜〜〜殺される!!!!」必死に路肩まで逃げる。ハァハァ…。ここでは10分に一回は、ビックリ体験が出来ちまうような、名付けてジェットコースター・タウンだよ、ここは。

恐るべしカーリーテンプル

 次の日は、地下鉄でカーリーテンプルに向かことにした。こんなカルカッタにも一応インド唯一の地下鉄があるところが凄いなぁ。駅に到着し、ゆっくりと露店を眺めながらカーリーテンプルに向かう。カーリーテンプルは殺戮と破壊の女神カーリーを祭った寺なのだが、なんでもこの女神、恐ろしいことに生き血を好むと言われている…。
寺に着くと、『歩き方』に書いてあったとうりに寺のオヤジが現われた。このオヤジは後で法外な金を請求してくるらしいが。案の定オヤジは頼みもしないのに寺を案内しはじめた。
寺の奥に行くと、なにやらおどろおどろしい儀式がおこなわれていた。ハクション大魔王のようなオヤジがデカいサーベルを持って立っている。その前には今日の生け贄となる、可愛い山羊が首を固定され、めぇ〜めぇ〜と鳴いていた。ハクション大魔王は、なにやら祈りを捧げると、おもむろにサーベルを降りおろした。次の瞬間ヤギの生首は、転げ落ちた…。あぁ〜見てしまった…。俺達は寺のオヤジの制止を遮って裏口から逃げた。恐い物見たさとはいえショッキングな物を見ちゃったよ、マジで…。

オレは、寺の裏手にあるガートでしゃがんでいると、子供達が寄ってきてこの寺について説明してくた。「知ってるかい?ここの寺で写真をとると莫大な金を要求されるんだよ」
近所でも評判のようだな…。まったく恐ろしいトコだぜ、カーリーテンプル。まあ、とりあえず今日はカレーでも食って帰るか…あ、今日もか…(笑)。

サダルストリートにて…

 世界中から旅行者が集まるここサダルストリートには、外国人旅行者を目当てにいろんな連中が集まってくる。今日も街をブラついていると例によって売人が近づいて来た。
「ミスターいい物見せるよ」
「なんだ?いいのって?」
「こっちに来ればわかるよ、ぐひひ…」
細い路地に入ると彼はガンジャを出した「こうやって使うんだ」彼はそう言って紙にハッパをくるみだした。そうか、なるほど、よし、時には俺も人間やめてみるか・・。とりあえずそいつを俺のマイルドセブンと取り替えてくれ。ガンジャをみんなで回し飲みしてみる。あれっ?なんだかちっとも効きやしねぇじゃないか!この野郎、じゃ〜な。「ちょっと待て!これ200ルピー払え!」「なんだとこの野郎!じゃ〜さっきあげたマイセンは500ルピーだ!!糞ったれ」無視してその場を立ち去ろうとする、すると「ミスターこっちには、いい洋服が売ってる、来てくれ」と、悪びれもせず言う、まったく懲りない奴め(呪)(後で知ったが、吸い方が間違えていたみたい)
しばらく歩いていると、今度は子供の乞食がよって来た。しきりにバクシーシを要求してくる。「悪いな、残念ながら俺は金をやらない主義なんだ」しばらく無視して街を歩き続ける。しかしその子供はどこまでもついてきた。その子を引き連れたまま1時間程街を歩きまわった頃、俺達はすっかり道に迷ってしまっていた。
「えっとサダルストリートは何所だっけ?」 仕方がないので子供に道を聞く始末。「サダルストリートは何所?」「アッチャ!」そう言い残すと、その子は近くの人に道を聞き出した。
「なんだかとてもすなおでいい少年じゃないか」一緒に行動してるうちに、その子と妙な親近感が湧いてきてしまい、帰り道は仲良く一緒に手をつないで歩いた
「カラスといっ〜しょに帰りましょ〜〜」
やがてサダルストリートに戻ってくることが出来た。。「なんの因果か知らないけれど、今日はおもしろかったよ」金をやらない主義の俺だが、そっとその子に1ルピーを握らせた。




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