バイク自力輸入大作戦〜その1

極東亜細亜探検隊コードネームちょみさん


人の趣味は、それこそ多種多様ではありますが韓国のバイクを自力で輸入しようと
考える人は、なかなか居ないのではないでしょうか?

そんな、ある日、極東亞細亞探検隊のHPにとあるメッセージが書き込まれた。

ちょみさん 2001年6月27日
 初めまして。韓国のオ−トバイについて検索していて、このサイトにたどり着きました。
125ccのアメリカンのオ−トバイの購入を検討していますが、Hyosung
の GV-125に興味がありまして購入を検討しています。西日本地区で取り
扱っている代理店を探しています。最悪代理店が無い場合直接韓国に買い付けに行
き下関行きのフェリ−に乗せて本人同行で個人輸入にチャレンジするのも面白いと
思っています。結局一番安く手に入ればいいのですが。
何か情報があれば教えてください。

日本では韓国のバイクの存在すらあまりしられていないわけだけど、それを購入したいって…。
しかも自力で輸入も辞さないなんて…。 noriさんはあまりの衝撃にしばらく脳みそがフリーズ状態となっ た。
いったいどうして?どうゆうわけで?謎だ。
しかし、この時なにか楽しい事が起きそうな予感を感じているノリさんであった。

さっそく、なにがどうしてそこまでヒュソンにこだわるのか尋ねてみた。

「ちょみさんと申します。現在四国に在住していまして、主に趣味で二輪車に乗っています。ホンダRVF400、カワサキKDX125、そして台湾ヤマハのマジェスティ−125を所有してます」


自他共に認めるバイク好きのちょみさん。かなりレア物の台湾ヤマハのマジェスティ−は近所のバイク屋で積極的に輸入販売していたので購入したと言う。それでも新車で30万円以上はしたそうだ。

「レ−サ−レプリカ、OFFロ−ド、スク−タ−、の次はアメリカンタイプが欲しくなったのですが、125ccより上は一気に維持費が高くなることもあり125ccのアメリカンの購入を思い立ったのです」

125cc以下の任意保険は4輪車のファミリ−バイク特約を利用すれば何台分でも同価格、税金、自賠責も安いという。
通常バイクの免許と言うと、中型二輪免許が一般的。手軽に乗れる原付と一般的な中型の間にはさまれた小型(51cc〜125cc)の車種はバイクの需要が少ないためか、日本の4台メーカーのラインナップも極端に少なく、なおかつそれ程割安感もない。
自分の気に入ったバイクが、なかなか見つからないちょみさんなのであった。

「そこで、ネットで外車を含めて色々調べたらヨ−ロッパ仕様のホンダ シャドウ125、ヤマハドラッグスタ−125、等を発見しましたが日本で買うには高すぎます。(ドラッグスタ− は約50万円もして 250ccより高い)いくら維持費が安くてもちょっと無理。なおも諦めず色々調べる内に韓国に125ccのアメリカンタイプが結構あるのが解りました。しかもアメリカンの主流であるVツインが現地価格25万円ぐらいで。という訳でして、この値段なら是非、買おうと思います」

そのバイクと言うのが韓国のバイクメーカー・ヒュソンのMIRAGE GV125。
125CCのバイクの中では、めずらしいVツインエンジン、DOHC8バルブでオイルクーラー装備、ヒュソンのカタログでも「2X2X2 INOVATON システム」をうたい文句にしているマシンだ。(ツインキャブレター・ツインシリンダー・ツインマフラー)

ちょみさんが独自に調べたところ日本でも愛知でヒユソンを取り扱っている所を発見したが、なんと25万円がいつのまにか38万円にまで化けていたと言う。これはちょっとボッタクリ、いくら輸入諸経費を考えても高すぎる。しかも家からもちょっと遠い。

そこでついにちょみさんは、自力でバイクを個人輸入しようと思い立った!!!
「幸い下関、釜山にフェリ−があり交渉しだいで二輪車も航送出来そうですし、直接の手荷物扱いだと通関も難しくなさそう」(日本に持ち込む二輪車は30万円ぐらいまでなら免税。)

壮大なる作戦を計画したちょみさん、MIRAGE GV125を購入すべく各方面を調査することとなった。


つづく

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